2012年6月23日土曜日

日本が誇る2大傘ブランドが梅雨を彩る

梅雨ですねえ・・・



私はこの梅雨という時期というのが大嫌い!!
過去、数回はイタリアへ1ヶ月間程逃げたこともあり、出来れば
この時期は日本にいたくないくらいですが・・・(*^_^*)



日本という国に生まれたからには避けて通れないこの気象現象
ならばせめて大好きなファッションで少しでも気分を上げたい♪というのが
女心というもの❤



以前、VOGUE.talkに参加させて頂いていた頃
やはり同じテーマで記事を書かせて頂いたことがありますが
梅雨に欠かせないアイテムはやっぱり何をおいても傘よね!ということで・・・


今回、強烈にお薦めしたい日本が誇る2大ブランドをご紹介させて頂きます!



ひとつは皇室御用達前原光榮商店



前原商店の傘と私の出会いは、もう20年近く前のこと
銀座と赤坂にある小松屋さんという、草履をメインとする和装小物のお店で
取り扱っていた前原商店の傘のコレクションに驚いた!



小松屋さんも前原さん同様、皇室御用達の老舗
銀座、赤坂の粋なお姉さん達をはじめとする
歌舞伎役者の奥様方や日本舞踊のお師匠さん達
いわゆる日本の伝統と粋の中で生きる美しき女性達に愛される
品格ある草履のお店として有名です



当時から着物も和装小物も大好きだった私は、時々のぞかせて頂いては
溜め息と共に色々なものに憧れていたわけですが
そこで出会ったのが、前原光榮商店の16本骨の傘






































初めて購入したのが、この2枚目の写真のカラ―で
タッセル付きの無地、16本骨傘でした
(ちなみに3代目の今は、1枚目の写真の赤を愛用中❤)





































閉じた時のフォルムまで美しい完璧な傘のラインに品のあるタッセル
こちらの傘はカラ―ヴァリエーションもかなり豊富❤
私の友人は薄いピンクを購入したばかり!


































桜の花びらのような上品なピンク色が素敵でしょ?




ちなみに!私の初代のものは後日、雅子妃殿下が愛用中の物と同じだということが
偶然目にしたテレビで判明!カラ―もまさしくこのカラ―でしたよ♪
(雅子妃がお使いの物は恐らくフルオーダーの1点物と思われますが・・・(^^))



お値段も、世界に誇る日本の職人さんが丹精込めたこの完璧な出来に対して
非常に良心的なのですが、傘というのは皆さん、一度は誰でも
失くされた経験があるせいか、このお値段での若干躊躇される方が多い
(約¥13,000~¥18,000くらい)




がっ!しか~し!!
このクオリティーの物がこのお値段で手に入れられるなんて
拝みたいほどありがたい☆思うのですよ、実際!
傘を広げる時のすっと気持ち良くすべるあのなめらかな感覚・・・
雨が傘にあたった時の軽やかな雨音・・・
職人さんの技の素晴らしさが使えば使う程伝わってくる!



前原商店の傘は軽く10年くらいは持ちますが、もし壊れちゃったり
破れちゃったりした時だって、しっかり修理してくれるので
メンテナンスをしながら、数十年持つことだって可能!
そして自分だけの傘☆フルオーダーが可能!
興味のある方は、コチラからどうぞ!




私は現在、4代目の新人が待機中!デビューをいつさせようかと考え中♪
4代目に選んだ傘は、ちょっと今までの前原商店の傘とは
ちょっと違うイメージの可愛らしい生地を使ったもの
















































こんな色彩の華やかなタイプも作られているんですよね❤




そしてもうひとつのお薦めブランドはMont Blanc



こちらの傘で一番有名なのが、ほぐし織という手法を用いた生地で作る傘の数々

ほぐし織り:白地反物を経糸で仮織りし、色の数だけ型紙を使い、手捺染で仕上げる。
       仮織り反物を色止め処理した後、人の手で経糸を取り除きながら本織りする。
       仮糸を取り除くのを「解(ほぐ)す」ということからほぐし織と名付けられた技法。















































私のモンブランは、折りたたみが1本と

































長傘が1本


















































どちらもほぐし織りの柄が美しいもの




前原光榮商店の傘もMont Blancの傘も
いずれもその作りは素晴らしく、どちらを選ぶかは各人、好みの問題だけですが・・・



是非!この憂鬱な梅雨の時期、日本が誇る職人技が光る
素晴らしく美しい傘で、雨の日を過ごしてみませんか?

































































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