2013年5月24日金曜日

たかが「靴」されど「靴」

映画「私が靴を愛するワケ」を観に行ってきました!






























映画の内容は、少々乱暴に言ってしまえば
ただひたすら「靴」を愛する人達が「靴」について熱く語る!
というただそれだけのこと
そしてこの場合の「靴」とは、ハイヒールシューズを差し
ローヒールシューズについて語られることはほとんどありません


世界中のシューズマニアに共通することは・・・
靴に魅せられ、出会った瞬間、それをどうしても入手したい!
という、深いところからこみ上げてくる己の欲望


そしてその欲望にただただ忠実に素直に従うだけしかない!という
マニアの感情、事実を、包み隠すことなくカミングアウトした映画なのかもしれない


そう・・・だってたかが「靴」
「靴」に興味のない人にとっては、馬鹿げているとしか言い様のない熱狂的な想いを
70分間、有名なシューズデザイナー達を含め、ただひたすらマニアが語る!
というだけの映画だもの!(笑)


「靴」を愛するということ
おそらくそれは、洋服やバッグなどに対する感情や欲望とは別のところにあり
もしかしたらもっと中毒性のある執着、執念に近い感情のような気がする・・・
それはデザイナーの立場であっても、購入するお客の立場であっても同じだと思う


だって現に、今回この映画に付き合わされた私の友人は
映画に出てくる全員が、私と同じことを語っていたのが可笑しかった♪と笑っていたもの!


シューズ・・・美しく高貴なまでのアートピース♥
ああ・・・


そしてシューズマニアが最も魅了されるハイヒールは女の特権!
私だって、股関節に故障が発覚するまでは、ローヒールになんて見向きもしなかったもの!
今でこそ、ローヒールも何足か所有していますが、ハイヒール禁止令がでた時
医師と看護師さんに本気で泣きついたのは、何を隠そうこの私・・・ハイ(>_<)


映画の中でのナレーションにもあった通り、ここ数年
行き過ぎたハイヒールがますます脚光を浴び、シューズマニアの間で
崇拝化されているこの現象は、行き着くことのない女の執念のような気もしますが・・・(笑)








 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 ここ数年、故郷シチリアへの回帰に、拍手を送りたいDolce&Gabbanaの
来季コレクションはますますアーティスティックに、デコラティブに!
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 2012年、春夏コレクションに登場したMiu Miuのバラモチーフのブーツは
身に纏う喜びや楽しさを改めて教えてくれた忘れられないコレクションとなりました



 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
















これらのシューズは、平凡な「履く」「歩く」を目的とした「靴」からアートへと進化し
ファッションの中でも、最も重要なポストへと進化を遂げ
今や世界中のファッショニスタがこぞって入手を熱望するアイテムとなったわけです


映画の中には、クリスチャン・ルブタンをはじめとする多くのデザイナーへの
インタビューや、数々のブランドの美しいスーパーハイヒールが登場します


その中には、私が最も長く愛用しているシューズブランドセルジョ・ロッシ
セルジョの息子であるジャンヴィート・ロッシ、同じくイタリアブランド
ジュゼッペ・ザノッティ、ヴェネツィアから生まれたジュエリーシューズブランド
レネ・カオヴィッラやフランスのピエール・アルディなどなど


それはちょっとした美術作品鑑賞のよう




















































































































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